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大地太陽ビオトープ〜新構想サンクチュアリ〜vol.1

「アートと自然の親子の造形ひろば2026」
を開催しました

大地太陽幼稚園の敷地内には森や畑があり、自然の生態系をまるごと学びの教材として取り入れた保育活動を行っています。

近年、北広島市も開発が進んでいますが、園では周辺の自然を守るため、隣接する手つかずの森を購入し、保全活動に取り組んでいます。人の手を加えない、ありのままの自然の姿を残す森は、野生動物や虫たちが息づき、小川のせせらぎが聴こえます。この森を「大地太陽ビオトープ」と名付けました。自然が育む生態系を保護するサンクチュアリです。
子どもたちが自然の営みをその目で見つめ、肌で感じる一つひとつの体験が、感性豊かな心の根となり、生きる力の土台となってくれることを願っています。

6月20日(土)に開催した「アートと自然の親子の造形ひろば2026」では、「ビオトープ」の水辺エリアもフィールドに加え、広々とした園の敷地内にゾーンごとの体験コーナーをひらきました。

テーマは「自然と共に育つ~親子で育むネイチャーポジティブ(※)な学び~」です。

いきものが暮らす生態系の仕組みを知り、自然の循環を守りながら、人も自然も健康で心豊かに暮らしていきましょう!という想いを込めました。

森で遊ぶのが大好きな子どもたちは、遊びの中で自然を観察しては、なぜ?どうして?と興味関心が次から次へと湧き、図鑑や本、時には園のiPadで調べ、虫や鳥、植物の生態や環境への学びを深めています。

「アートと自然の親子の造形ひろば」は、そんな日々の活動で得た気づきや発見、イメージしたストーリーを、自由に楽しく造形で表現するイベントです。各学年のワークショップや、エゾフクロウの巣箱づくり、自然体験コーナーなど、楽しい活動をたっぷり用意しました。

※自然再興。人間活動による自然の損失を食い止めて、回復軌道に載せること。


各学年のワークショップ
「ファンタジービオトープをつくろう!」

地球に住んでいるいきものは、他のいきものや、水、空気、土などの環境がお互いに関わり合いながら生きています。それが「生態系」です。ネイチャーポジティブな学びとして、いきものの多様性や生態系をテーマとしたワークショップに取り組みました。

子どもたちが日々の保育で観察して調べてきた虫や鳥、森を題材に、自由な感性で〝ファンタジービオトープ〟を表現!活動の中で学んできた知識に、感性豊かなイマジネーションをプラスした造形作品が、初夏の園庭をカラフルに彩りました。

いきものを飼育して観察することで、昆虫と昆虫でない虫との違いや、空の飛び方、住んでいる場所や食べものなど、多くを学んできた風組の子どもたち。たくさんの虫を調べてきて、今度は自分だけのオリジナルの虫づくりに挑戦!クモとクワガタの特徴を持つユニークな虫など、ダンボールや紙で上手に形を作った虫たちがカラフルに仕上げられ、ユニークで楽しい虫の世界が出来上がりました。

絵本を読んでいるとき、「いきものたちはどうやって生まれるの?」と不思議に思った土組の子どもたち。園庭の巣箱にヒナが巣立った後の鳥の巣を発見し、調べているとふわふわになっていることに気づき、どんなヒナが生まれたのか想像を膨らませたことがあります。その経験をもとに、自分たちでたまごを作り、布のはぎれや毛糸でどんな鳥のヒナが生まれるかイメージしてこしらえました。とっても可愛いヒナたちが誕生しました。

ふだんの活動で森を散策して、色々な葉っぱを見つけては「笑っているみたい」「うさぎみたいな形!」など、たくさんの発見を楽しんでいる子どもたち。親子で協力して、葉っぱのスタンピングをしたり、色水アートやフィンガーペインティングで、自由にのびのびと作品を描きました。暑かったので水遊びコーナーも大盛況!弾ける笑顔で盛り上がりました。

カエル発見!自然体験コーナーや
巣箱づくり、標本コーナーに興味津々

ワークショップのあとは、敷地内に用意した様々なコーナーで思いおもいに遊ぶフリータイム!今年は広々とした敷地を活用して、自然体験コーナーも作りました。

ビオトープの水辺エリアに、土を掘って浸み出した水が溜まった天然の池があります。この小さな水辺にもたくさんのいきものがいて、サンショウウオやカエル、ヤゴ(トンボの幼虫)、ゲンゴロウなどが生態系を作っています。土を掘って池を大きくする水辺づくりと、笹やぶのけもの道を散策する「森の小径(こみち)」に、子どもも大人も参加しました。冒険心をくすぐって胸がワクワクする自然体験です。

水辺でいきもの探しをしていた子が、大きなカエルを発見!慎重に網ですくって飼育ケースに入れます。素手で触るとカエルが火傷をしてしまうからです。調べてみると、エゾアマガエルらしいことがわかりました。春にこの水辺でオタマジャクシを観察したことがあります。季節ごとにいきものの営みを間近に観察できる、貴重な学びの場です。

広場のエゾフクロウの巣箱作りコーナーでは、親子でDIYに挑戦。金づちやのこぎりに挑戦する子。真剣なまなざし、頼もしいですね。出来上がった巣箱は園の森に設置します。森には様々な種類の鳥がやって来ますから、もしかしたら来春、巣箱でエゾフクロウのヒナと会えるかも!?

標本コーナーでは、エゾハルゼミや蝶の標本に興味津々!真剣な眼差しで、体や羽根の細かい構造をじっくりと観察しました。そして、いきものの展示コーナーでは、エゾサンショウウオや珍しい「ジムグリ」というヘビの赤ちゃんを展示。実はこのジムグリ、園の駐車場で保護した子なのです。

土山では裸足で泥んこ遊び!子どもたちが大好きな遊びです。 裸足だからこそ感じる、乾いた土の感触や泥のぬるっとした感覚が楽しい!手で土を掘って水を流したり、泥団子を作ってピカピカに磨いたり、水のろ過装置を試したり、五感をフルに使い夢中になって遊びました。

食育ワークショップでは、よもぎの葉をすりつぶす体験を用意。すり鉢でゴリゴリとすりつぶすと、さわやかな香りが立ち、色が濃くなりペースト状に変化します。みんな上手にすりつぶしていました。

たくさん遊んだあとは、食育クッキングで作ったよもぎ蒸しパンでおやつタイム。よもぎがさわやかに香るふわふわの蒸しパンは、みんなが大好きな初夏の味わいです。

フィナーレはみんなでパレード!

イベントの終盤で、みんなで作った力作の巣箱や、水辺や森で捕まえたいきものなど、活動の成果をステージで発表し合いました。2時間弱という短い時間でしたが、自然をたっぷり吸収しながらたくさんのことを体験した子どもたち。笑顔がキラキラと輝いていました。

そして最後はみんなでパレード!作品を手に、生演奏に合わせて歌いながら広場を練り歩き、ステージで歌って踊って、賑やかなフィナーレになりました。

5月アートクラブ「自然とアートの学校 2026」の様子

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Production team

Producer
Tadahiro Noto
Director
Kaori Ueki,
Kaoru Nishikage
Designer
Toru Hasegawa
Coder
Eriya Takahashi
Writer
Kaoru Nishikage
Photo
Tadahiro Noto,
Yukio Yamamoto
Movie
Takuya Yoshimura,
Yukio Yamamoto
Drone
Yukio Yamamoto
Engineer
Tomoyuki Asakawa,
Mitsuoki Numazawa

Aug. 2024